グロッケ8使用レビュー【小川テント】

こんにちは aonamiです。

みなさま、キャンプライフ楽しまれていますか?
小川テントのグロッケ8を購入して一年が経過しようとしております。
初張りは説明書やYouTubeとにらめっこ、日没と競争しながら数時間かかった設営も、今となればいい思い出ですが
慣れるとどうという事はなく、一人で張れるまでに至りました。
さて、今回はこのグロッケ8をレビューしていこうという事で
テント選びのご参考になれば幸いに思います。

ワンポールのデメリットを解消した秀逸なテント

ワンポール型テントのデメリットとして、その形状ゆえ外周部分のスペースに使い辛さがあります。
今回レビューするogawaグロッケは幕にフレームが仕込んであり、立ち上げるとそのおかげで外周部が垂直に立つのでデッドスペースがなくなる、という仕組み ワンポールではあるけれどその短所を補ったテントとなっています。
いわゆるワンポールテント!を探している方には期待する形状とは違う立ち上がりをするので、形状をとことん追求するか、そこに目をつぶって使いやすさを加えるか、好みが分かれそうなところではありますね。


グロッケ8にシステムタープペンタ3×3を小川張りした状態
相性抜群です

選定の基準

テント未所持でしたので初めてのテント選び。
まずは、ワンポール型かドーム型か。
設営にかかる手間、時間はドーム型に分があるという認識です。

ドーム型テントでキャンプをしたことはありましたが、サーカステントは未経験。憧れもありましたしね。
室内に高さがあり、立ってテント内を動けるメリットを味わってみようと、思い切ってワンポール型を選択しました。

最終候補は同じく小川テントのピルツ9とのどちらにしようかなと。
比較して、立ち上がりの72㎝フレームがあるおかげで空間が有効に使えそうだという点からグロッケ8を選びました。機能性を重視したという事になります。


↑グロッケ8の寸法図

見た目はピルツかっこいいなと、今でもキャンプ場で他の方が張っていると思ったりします。
ただ、システムタープを小川張りした時のフィット感は、グロッケに分があると思いますね。
またキャンプ場で他キャンパーとのテント被りが少ないのもグロッケかな と言ったところでしょうか。

設営について

設営にかかる時間は
グロッケ(テント本体) 35分
タープ(ogawaシステムタープペンタ3×3) 15分
設営に慣れ1人で張る、私の今のタイムがこれくらいです。

手伝う同行者がいる場合、もちろんここからさらに短縮できますね。
撤収にかかる時間も設営に比べ若干短いかなくらいで、ほぼ同じです。

張り方手順

ogawaの販売員さんに教えてもらったものがベースです。
(完全に覚えてないのでアレンジが入っています)

① テントの正面を決め、PVCマルチシート (純正グロッケ8用)、グランドシート、その上にを順に置く。その際、幕のラダーロックは全て緩めておく。
② ①の3つ重ねたもの、接地部分を先に連結します(これをしておくと幕内での作業が大幅に減ります)その後ラダーロックを5か所ペグダウン。ラダーロックを締めて5角形を成型します。
③ 幕内に入り、センターポールを入れ立ち上げ。そのまま正面入り口のフレームの取り付け。幕外へ
④ 張り綱をテント正面から見て後方より、星を描くように5か所ペグダウン。
⑤ ある程度形が完成・安定しているので、ここでテント形状の微調整。
⑥ 残り4か所の張り綱をペグダウン

⑦システムタープの小川張りは、幕の入り口部分にタープ端を固定させ、逆側にポールを引っ掛けてペグダウンをしていきます。ポールが直立したら残りの張り綱をペグダウンです。

レイアウト

うちはこんな感じで使っていますよという事で

2人使いの場合
センターポール左右にコット(就寝スペース)
ポール奥に自作テーブルやラグ、スツールなど(リビングスペース)

シンメトリーなレイアウトです。
センターポール手前はかなりスペースを余しており、テント外の荷物の預かり場にしたり(フリースペース)
また冬場は灯油ストーブを置く場所になります。

室内飯も楽しめます。ここでする冬場の鍋は最高に幸せです。

テーブル回りも十分なスペースが確保できています。
テント内で立って動き回れる、圧迫感がないのもワンポールならでは。

グロッケ8 こういう方にお勧めです

あくまで私なりに という事ですので、参考程度に

デュオ、または小さなお子様連れの家族

大人2人で使うのが広すぎず狭すぎず、丁度いい感じです。
もっとたくさん寝ようと思えば寝れます。が、居室感とのトレードオフとなりそうですね。

このテント ソロキャンプ使いも考えての購入でしたが、一人で使うには広すぎます。
設営の手間も考えると、完全ソロ仕様であれば他のテントを選択した方がいいかなという感想です。

テント内を居室使いもしたい人

ワンポールテントの一番のメリットは、小さなテントでも天井の高さを出せる事だなと感じています。
幕内に長時間いても、その開放感ゆえストレスは少ないです。

キャンプ場でのテント被りが嫌だという人

そもそもワンポールテントよりもドームテントの方が使っていらっしゃる方が多いので、
例えばスノピのアメニティドームはさすが人気のドームテントだけあって、行く度に1つは見て帰る感じ。
そういうところにオリジナリティを出したい方には心地のよい幕になりそうですね。

あとがき

総じてとてもいいテントだと思います。
決して安いお買い物ではありませんが、ogawaは優良なテントメーカーだという認識。
作りはしっかりしていますね。おススメできます。

 

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